コンポのカセットデッキが故障してしまった。
その当時、ONKYOのコンポの中では一番良いのを買ったつもりなのに、
これでアンプとスピーカーを除いて全て(CD、MDプレーヤー)壊れてしまった。
CDとMDプレーヤーはすでに修理済みだが、2台で3万円以上掛かった修理代
を考えると、カセットデッキの修理は結構悩みの種です。
で、そんな時に限ってカセットテープを聴く必要が出てくるんですよね。
こりゃ「マーフィーの法則」やなと、一瞬苦笑い。しかし、早急に修理の決断をしない
とならないため、頭を抱えていたところ、押入れにカセットテープ式の「MTR」をしまって
いたことを思い出しました。
この機械、知っている人には説明不要ですが、簡単にいうと多重録音機です。
90年代のバンドのレコーディングにおいては、大変重宝し、初めて使った時の
感動は今でも忘れません。今ではハードディスクや、各種メディアを利用したもの
が主流となっていますが、この当時はカセットしかなく、その後に出たMDタイプの
ものにも、かなり感動したことを覚えています。
あっ、今でもMDタイプのMTRは、個人練習で大活躍しています。
コピー曲を練習するときなどは、音を取りやすく大変便利なんですよね。
ちょっと説明が長くなりましたが、たかがカセットテープ一本聴くのに、押入れから
出して来ました「カセット式のMTR」。多分このようなことがなければ一生使うことが
なかったかもしれません。そういった意味では良かったのかな。
しかし、動作も問題なく、外観もまだまだきれいなことを考えると、今回使用した後、
また押入れにしまうのは少々もったいないような気もしてきました。
ん~、やはり押入れにしまわないでヤフーオークションにでも出そうかな。
でも売れないだろうなぁ... 捨てるのももったいないしなぁ...
とりあえず、使い終わってから考えることにしよう。